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はてなダイアリーで書いていた日記のログをインポートしました。ごく稀になんか書く。

えげつない本

菊地秀行の“えげつない”本【謎】を所望されたので彼【誰】のためにメモ。と言っても菊地作品で最もえげつないやつは他のだと思うけども。私基準でおもしろかった作品の中で最もえげつなかったのは「妖獣都市」シリーズ(滝蓮三郎が主人公のもの)。しかしこれが清新な感動を呼ぶ佳品でもある。奇想あふれる異能の者たちの闘いと、世界の命運を握る妖しくも美しい愛の物語。私はこういう菊地を読みたいのですよ。

  1. 妖獣都市 (徳間文庫)
  2. 妖獣都市〈2〉 (徳間文庫)
  3. 妖獣都市〈3〉 (徳間文庫)