除湿乾燥機を買った

とうとう札幌市街に雪が積もった今日、私は初めて知ったのである。北海道仕様の高断熱住宅で石油ストーブを使うといったいどれだけ結露するのかを。室内の湿度は常に70〜90パーセント、そりゃ私の乾燥肌もしっとりする訳である。ガスセントラルヒーティング式オイルヒーターだった家では、冬場は顔が粉を吹くぐらい乾燥したものだ。しかしこう湿度が高いと洗濯物が一向に乾かず、ついに昨日の午前中に干したものが今日の昼になってもまるで乾かなくなるに至り、速やかな除湿乾燥機の導入を決定した。
梅雨や夏には比較的からりと乾燥する土地柄なので、冬の結露や洗濯物の乾燥に強いというゼオライト（デシカント）式にすることだけ決めて電器店に行った。結露や洗濯物にはみんな困っているだろうから、季節商品としてコーナーが設けられているかと思いきや、華やかなのはむしろ加湿器で、除湿機はすみっこにちんまりと展示されておった。しかも半分は夏向きのコンプレッサー式。ややがっかりしつつ比較検討の末、少人数家族向けのコンパクトな製品をお持ち帰りしたのであった。またセントラルヒーティングの家に移ったら、洗濯物のピンポイント乾燥や納戸の除湿に使うつもり。