5月に読んだ本
今月から図書館を利用しております。札幌市じゅうの図書館の本を自由に読めて幸せなのでみんなもっと活用するといいと思った。
5月の読了、39冊。
- 神を見た犬 (光文社古典新訳文庫) ブッツァーティ / 表題作の結末に口を開けた。全体的に思わぬところに連れ去られる系。もともとは『シチリアを征服したクマ王国の物語』を読みたかったんだけどこっちを先に読んだ。
- 天使の蝶 プリーモ レーヴィ
- 天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 菅野 雪虫
- 天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星 菅野 雪虫
- 天山の巫女ソニン 2 海の孔雀 菅野 雪虫
- 天山の巫女ソニン 1 金の燕 菅野 雪虫
- 夢でない夢 天沢 退二郎 / 初期短編集からもう泥と水と闇のにおいが漂っている。詩のように読む掌編集。
- 新世界より 上 貴志 祐介 / 「黒い家」「ISOLA」を読んでいたが全く違う質を感じた。奇妙な異世界の在りようが子供の視点を通してじわじわと分かってくるのがまどろっこしいけれど、世界観こそが大きな魅力。
- 新世界より 下 貴志 祐介
- 犬のバルボッシュ―パスカレ少年の物語 アンリ・ボスコ
- 少年と川・島の狐―パスカレ少年の物語 アンリ・ボスコ
- バルガボ パスカレ―パスカレ少年の物語 アンリ・ボスコ
- 先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 小林 朋道
- 先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 小林 朋道
- 乱鴉の島 有栖川 有栖 / 火村先生にあばきたてちゃった感を抱いたのは初めてだ。
- 水族譚―動物童話集 天沢 退二郎 / 水と泥のにおいがひときわ濃い、そしてやはり詩のような掌編集。
- 黄金の王白銀の王 沢村 凜
視覚的描写が少なかったとは思わないのだけど、なぜか画が浮かんで来ず。にも関わらずぐいぐいと読まされた。ストーリーも人物造形も骨太きわまりない。
- 青猫家族輾転録 伊井 直行 / 伊井直行じゃないみたいにフツーでびっくりした。こんなのもありなんだなぁ。
- ジャンナ 伊井 直行 / 当然のように猫になっちゃって、しかし当然のようにフツーに生きていくのかと思ったら、ならなかったのでびっくりした。
- グラスホッパー 伊坂 幸太郎
- 伊坂 幸太郎 / 終末だろうと淡々と伊坂イズム。
- 人類の子供たち (ハヤカワ・ミステリ文庫) P.D. ジェイムズ
- 子供たちの午後 R.A. ラファティ / 読んだけどいつか買う。買いたい…。
- 地球礁 R.A. ラファティ
- フィッシュストーリー 伊坂 幸太郎 / 読んだけどいつか買う。
- チルドレン 伊坂 幸太郎
- 魔王 伊坂 幸太郎
- 願い星、叶い星 (奇想コレクション) アルフレッド・ベスター
- [ウィジェット]と[ワジェット]と[ボフ](奇想コレクション) シオドア スタージョン
- 最後のウィネベーゴ (奇想コレクション) コニー・ウィリスン
- ページをめくれば (奇想コレクション) ゼナ・ヘンダースン
- 蒸気駆動の少年 (奇想コレクション) ジョン・スラデック
- フェッセンデンの宇宙 (奇想コレクション) エドモンド・ハミルトン
- 夜更けのエントロピー (奇想コレクション) ダン・シモンズ
- 輝く断片 (奇想コレクション) シオドア・スタージョン
- どんがらがん (奇想コレクション) アヴラム・デイヴィッドスン
- 犬の人生 (村上春樹翻訳ライブラリ) マーク ストランド
- 不思議のひと触れ (奇想コレクション) シオドア・スタージョン
- ふたりジャネット (奇想コレクション) テリー・ビッスン